ポケモンSVレイド感想
SVシナリオ面白かったです。
レイド周りの雑な印象メモ
剣盾のレイドより辛めでは?
- もらえるものの割には難しい
- ☆4以下をソロで回って数で稼ぐ、とかもありかもしれない。とくせいカプセル・パッチ、スパイス以外は手に入りそうだし…
剣盾よりシンプルに攻めれない
- 剣盾は1タイプ1~2匹くらい作っておけばそれで何とかなったような…?
- 実際は1タイプで弱点付きつつ半減できるタイプが複数あるのでそこまでいらなかったような
- どうしようもないときはメタ用個体を用意することはある・あった
- テラスタルの仕様上、敵の弱点を突きにくくなるうえに相手のタイプ一致技の範囲が広くなることもある
=>受けづらく攻めづらい
- この仕様の理解とその対策を練ることは、例えば小学生には難しくないか?自分がそのころならまずできないが…
- 数学の授業とかで理解するか、理解しないまま誰かが広めたテンプレを真似る感じになる?
- 変化技メインでほぼワンパンにする構成はオンラインやNPCの挙動で安定しないケースがある
- デバフはシールドで無効化される(これ説明あったっけ?)
- バフはシールド張られるタイミングなどで不定期でリセットされてしまう
- リセットされない要素もありそう
- 味方:きあいだめ、壁 は残りそう
- 敵:やどりぎ は残りそう。他スリップダメ系も残るかも ただしスリップダメ―ジは体力インジケータ上変化がないくらい微量のようなので、回復要素だけ有用そう。 やどりぎはどうかわからないが、それ以外はタイムアップを促す利敵要素になるかもしれない。
- この仕様の理解とその対策を練ることは、例えば小学生には難しくないか?自分がそのころならまずできないが…
- 剣盾は1タイプ1~2匹くらい作っておけばそれで何とかなったような…?
嫌な動作回り
- てだすけ を使うとしばらく入力できなくなるバグが起きることがある ? たぶん手助け対象が行動する前に2回手助けを叩き込む、とかが原因?よくわからない
- 応援選択画面で拘束される
条件不明だが応援選択画面で 戻る/応援を選んで決定 ができないまま時間だけ過ぎていく...
前述のてだすけバグと区別がつかないこともある 普通に5ターンくらい何もできないの勘弁してほしい。 いっそ逃げるを有効にして、逃げてNPCと入れ替えるほうがよっぽどましなのでは… - カウンター/ミラーコート/イカサマ/催眠麻痺撒き あたりはレイドキャラが使っちゃだめじゃない…?
- シールド/デバフ・バフのリセット/テラスタルチャージ減少
どういうデザイン意図かわからないけど、何をさせたくてこんなことになっているのか- 経験的に特定の仕組みに対してプレイヤーサイドに与えられたメタ・回避要素 をさらに潰されるのは大抵不愉快で面白くない印象しかないので...
- 特にシールドのメタになるテラスタル は変化技ではチャージされないためバフデバフと競合しがち
可能なら4人で役割分担するのがよさげ。個人で両方同時に進めるとどっちつかずになる。
それを踏まえてどうするのか?
ソロだとどうにか火力を維持しつつなるべく落ちない動きをしないといけない
- ドレインパンチ/ギガドレイン等吸収技がよさげ
- ただし吸収系はタイプや分類(物理/特殊)が偏りがち
- 相手に弱点付かれる/相手のテラステルの弱点つけるか?を考えるといつも使えるわけじゃない
- 特にシールド展開後は相手に入るダメージがとても少なくなりがちで、それゆえ回復量も体感でシールド前の1/10とかのレベルで減る
- 積み技やデバフ併用して相手に入れるダメージを増やしつつ相手からの被ダメージを減らす必要がある コノヨザル・チヲハウハネあたりだと一応等倍☆6でも通ることはありそう、という感じ
- バークアウト等攻撃しつつ100%で相手の能力下げる類の技は強い印象
- 攻撃してテラスタルチャージしつつ相手の能力を下げられるのでサポート型/アタッカー型どちらにも採用余地がありそう。
- かちき/まけんき あたりが怖いが、そんなにいない
- ドレインパンチ/ギガドレイン等吸収技がよさげ
オンライン野良ならサポーターが個人的に良さげに思える 特に種族値で受けきれるやつはそこそこ汎用的に使えるかもしれない
- 味方が物理偏重なら スキスワ砕ける鎧押し付けポットデス あたりは面白そう
- コライ・ミライドン/腹太鼓マリルリ・テツノカイナ をメインに攻撃的なポケモン出す人が多い タイプ見ていない人やテラスタルの弱点を突けるかどうか?だけ見ている人が多そう (どちらかというとこちらの弱点を突かれず長い間立っていられるか?にも目を向けないと厳しい気がする)
ABC209
最近モチベーション下がっていたのと今回も下がった。
多分このままコンテスト出るとレートもモチベーションも下がり続けるので、過去解く等したほうが良さげ。
最近はpythonでばかり解くようになってきた。
Submission #24105642 - AtCoder Beginner Contest 209
- [0,9] の個数は 10 なので 一般化して[X,Y]=> (X-Y+1) 個になりそう。
Submission #24113121 - AtCoder Beginner Contest 209
- Nの制約などが緩いので普通にfor回して書ける。
- 合計 -要素数//2 とかでもだせるんじゃなかろうか。
Submission #24127335 - AtCoder Beginner Contest 209
特定の順番だと簡単に考えられる
- Ci<=Ci+1 が成り立つなら、 Ciで1つ数を選んだ分 Ci+1 のときに選べる数が減る ような計算ができる
- そうじゃない時どうするか?
- Ci>Ci+1 になってしまうと 先に選んだ数が、次の選択範囲に入るのか?で計算が面倒くさそう
- DPかと思った
- Ci>Ci+1 になってしまうと 先に選んだ数が、次の選択範囲に入るのか?で計算が面倒くさそう
- ソートしてもよさそう、に気づくまで時間がかかった
- Cn = {3 5} と Cn={5 3} とかは同じ値になるはずなので計算しやすいように昇順ソートする
- 後からコード見て考えると、掛け算なんだから順番変えて結果変わらん
D
Submission #24170364 - AtCoder Beginner Contest 209
コンテスト中に解いていない/解けなかった
- Floyd-Warshall とかで 全点間最小距離 を一度計算して、それ使ってQuery処理するんだろうけど
Floyd-Warshall 書けないので投げた
- 実際に後で書いてみたら Floyd-Warshall だと TLEする (N=105 で 3重loopするんだからそれはそう)
- 問題文の 頂点と辺の数、すべて連結しているとのことからグラフが木と断定できるらしい
- 気づかなかったけど確かにそうっぽい
木だとわかると 2点間の距離の偶奇は ある頂点 を 根として計算すれば出せる
- Queryはたくさんあるので逐一求めていたら まずい。のでcacheする
かなりバグらせたよ。
- これくらいは多くても5WAくらい、可能なら1WAで通したい。
- 日本語だと ワ―シャルフロイド だけど 英語だと Floyd-Warshall が引っかかる…?
感想
C/Dがモチベーション下がる問題だった。
全然精進してないので周囲のレベルアップに置いて行かれるのは仕方ないんだろうけど…
- 個人的にはどちらも簡単ではない問題だと感じたが...
- Atcoder Problems で見るとCにいたってはなんと灰色
- 茶色ですらない... (感覚的には 茶色の中~緑の低 くらい?)
- C提出で 30min 切っていたので、まぁそこそこのscoreだと考えてもうここで読書に切り替えたりしていた。
- D、もう少し頑張っても良かったかもなぁ...
(新しく出た問題は自分が理解できる解説が見つからないことが多いので、結局解く意味があんまりなかったりするという偏見があるのでとっとと諦めがち。)
Cのポインタの話
Cのポインタは +1 してあげると 型のサイズ分移動してくれて、きちんと 1 インスタンス分進んでくれますよ、というのが少し自分の中で揺らいだのでコード書いて確認した。
https://wandbox.org/permlink/QSVGdV0CPxqYSCNj
あまり純粋なCを書くことはないから新鮮だったけど毎日書くとなると少し大変かもなぁ…とか思った。
最近読んだ本とか
最近読んだ本/積んだ本について書いておく
- ここ2020-2021/5くらいの範囲
- 抜けがあるはず
- 本は気分で買ったり、知人に勧められたり、Twitterで面白そう、と思ったりして買っている
読まずに積んでいる本
- 趣味であまり開発しなくなってしまった…
GitLabあたりでAction回すのやりたいね
高いアジリティは仕事ではもちろん、個人でも欲しいよね - 買ったはいいけどまだ見てない…
- 同上
一部読んで積んでいる/読んでいる途中の本
- 人新世の「資本論」
- Visible Learning 教育効果を可視化する学習科学
- ゼロからのOS自作入門
- 暗号技術入門 第3版
- 集合・写像・理論 数学の基本を学ぶ
- 初等整数論 数論幾何への誘い
- リーダブルコード
- 達人プログラマー 第二版
感想
縦に伸びて分かりにくくなったので本のタイトルも付属させる
人新世の「資本論」
- 60pくらいしか読んでない
- 個人的に 環境に対する搾取は継続可能な形でやるべきでそれが現状できていない/個人レベルでできることが無いとは元々思っていた
- そういう背景があるにもかかわらず少し読んだ感じではあまり素直に同意できない箇所がいくつかあって、そういう文章がこの後も延々と続くのであれば読まなくてもいいかなぁとか思ってしばらく放置していた
- CO2 だったら人間の活動以外に火山活動なりとの比率で見てもやはり無視できないレベルで大きいのかとか、原発を推し進める文脈でCO2 を排出しない点をメリットとして強調されたとかがあったらしいけどそれって現在はどう解釈されているのか、とか知りたかったけど書いてなさそう
- 本で言っているような異常気象などが本当に人間の活動に由来しているのだと支持できる根拠なり(人間の活動が戦後活発になった、では弱い)、それがどういう過程で形成されてどうして現在まで解消されないままなのか? が 薄かったり大局的な視点すぎてよくわからないという印象を持ってしまう…
- 自分の意見を明らかにしておくと「環境に悪影響があるか、最終的に自分たちにツケが返ってくるかどうかとは関係なく、継続的に発展・協調できる形で環境利用は可能な限りなされるべき」です
- できるとは到底思えないので机上の空論です
- 薄い本なので気が向いたら読むのも良いかもしれないと思えてきた
Visible Learning 教育効果を可視化する学習科学
- 30-60pくらい?しか読んでない?
- 今まで読んだ本の中で最も読みづらいと思う
- 翻訳にかなり強い癖?がある気がする...(原文がそういう文なのかもしれないけれど)
- この分野はこう翻訳するのが良しとされる等あるのかもしれないがとても読みにくい
- AOJやAtcoderの他人のsubmitを解読するほうが楽かもしれない
- 書いてある概念なども抽象的だったりしてわかりにくい
- 最初の 数p の本の概要を読んで、この本に何が記されているのかほとんど分からなかった…
- 翻訳にかなり強い癖?がある気がする...(原文がそういう文なのかもしれないけれど)
- 自分の本を読む能力が著しく低い可能性もあるが、今まで英語->日本語 の翻訳本などはいくつか読んできたつもりなので違うと思いたい…
- およそ20章 が3つに分かれた3部構成?だったかと思うが、部間・章間の関連性がわからないので紙上で明らかにされている情報から推測して文意を探るのも難しい
- 一応補足すると「どの章とどの章は関連がある」 との記載自体はある、が日本語が理解できないので書いてある情報間に関連性を見出すのが難しい…
- 章末問題も書いてある日本語の意味がよくわからないので理解の助けにならない
- 同じ意味の言葉・文を別の言葉や書き方で表すようなことが当然あって、それも相当に理解を妨げるのに効いている気がする
- おとなしく日本語で書かれた学習心理学?の本を別に買う方が早いかも
- およそ20章 が3つに分かれた3部構成?だったかと思うが、部間・章間の関連性がわからないので紙上で明らかにされている情報から推測して文意を探るのも難しい
ゼロからのOS自作入門
- 最初から数十ページ + fileDescripterのあたり読んだ
- 手を動かさないと身につかないのでQEMUを入れて読みましょう
- 最初から数十ページ + fileDescripterのあたり読んだ
暗号技術入門 第3版
- 200pくらい?
- AES などに興味があるときに読み進めていて、そこから読んでいない
- わかりやすく書かれているし章末の問題も理解の助けになる
- 時間があるときに積んであるのを一冊読了するならこれが候補
集合・写像・理論 数学の基本を学ぶ
- 順像・逆像あたりで止まっているはず
- 演習問題あるけど解答ないじゃんって怒り狂っていたらPDFの解答が出版社から出ているようなので答え合わせができる!
- 気が向いたら演習含めて読み進めたい
初等整数論 数論幾何への誘い
- ほとんど読めてない。30p前後?
- 書いてある内容が難しくて1文1文納得するまで時間がかかる
- 今のところ 証明略 はないので自分には難しいがかなり親切な数学の本なんだろうな…という印象
リーダブルコード
- 半分くらいまで読んで新しい情報がほとんど得られないらしいと感じて放置してた気がする
- だいぶ期間空いたので1から読んでみて理解あってれば飛ばしつつ追いつく感じか?
達人プログラマー 第二版
- 20~30% くらい読んだ?
- いろいろ書いてあって面白い
- 少し大局的な視点のアドバイスなどが書いてある
- 開発の話もあるけど、開発者として部署内/社内でどうあるべきか、とかも書いてあったりする
- 少し大局的な視点のアドバイスなどが書いてある
読了本
感想
- どちらも大半は同じことが書いてある
- 重複しない部分もあるし、書き方・視点が違うので両方読むのはあまり苦にならなかった
- ある数字が変わると別の数字が連動して変化して、そして人はどう動くのか?というシステムの話が好きなら面白いと思う
- 一応どちらも対象は 投資したいけど何したらいいかわからない人向け らしい
- どちらもコロナ前の情報
- Stocks for ~ のほうを先に読んでいる
- 前者は過去のバブルの事例を刺激的に書いてたり、具体的なポートフォリオ例とか出してたりする
- 後者は相対的にグラフや表に重きを置いていて理論的に書いている
ABC014
久々に過去問を解いているので解答載せてみる
Dは最も根から遠い共通の親を見つければ良さそう、までは分かったけど解けなかった。
もうhatenaの書式を覚えていないので数式とか折りたたみとか面倒…
A - けんしょう先生のお菓子配り
Submission #21407155 - AtCoder Beginner Contest 014
A%B >0
なら不足分を補充する必要がある ことが分かれば解けそう- いくつか方法がありそう だけど
B-A%B
=> いくつ追加すれば割り切れるか? を利用するのが楽そう。 - 初めから割り切れるケースだけ注意。
- いくつか方法がありそう だけど
B - 価格の合計
Submission #21407635 - AtCoder Beginner Contest 014
- pythonでbitを扱ったことがあまりなかったので時間かかった
- 文字列になるし頭に
0b
付くし、癖強いななど思った - 今回の問題だと逆順に見ないといけない
- 文字列になるし頭に
- スライスでの reverse も久々過ぎてすぐかけなかった
- bit探索とか書けるようになる前の練習のような問題?
Submission #21407886 - AtCoder Beginner Contest 014
- Problems では簡単な水色になっているけど緑でもいいような気もする
- 緑でも解けない問題があったりするので解けてうれしい
- いもす法ってやつらしい
- [a,b]の範囲をクエリごとにforで+1するとTLEしそうなのでどうにかしたい
- 全クエリで
table_[a]+=1
とtable_[b+1] -=1
して、最後に一度だけfor table_[i] += table_[i-1]
したらよさそう
ARC109-C, D
久々に出ました。ARCなので解けて1~2問。
面倒なので今後は ∈は e と書くことにしようかなぁ。
(集合の記号などは簡単に出せないので面倒この上ない)
ブログ書くのも久々なんだけどちょっと時間空くとHatena書きにくくて仕方ない
断っておくと、正確性よりもとりあえずやる/続けられれば続けることを重視することにしたので、変な文があればコードみるなり他の人の解法を見るなり視野に入れてほしい
なるべく誰が見ても分かるように、みたいなやる気はもうないので。
ARC109:atcoder.jp
A:
まとめ?
- 面倒そうな問題
- グラフと解釈できるだろうからDFSやBFSでも解けそう
- *FSは面倒だしそれなしで解けるだろうから手元に図を書いて考えて解いた
解く
- まず問題文から a==b || a== b+1 のときは 答えが x
- 次
a < b
とa > b + 1
のケースをそれぞれ考える - どちらのケースでも 定数
C ( e Z )
を使ってa = b + C
と捉えると x, y, c の式で2経路のコストが算出できる のでそれをコードにする
submitted : https://atcoder.jp/contests/arc109/submissions/18455018
B:
まとめ?
- 1WA 1AC
- 式考えないとだめっぽいので書くものと書かれるものを用意する
- 二分探索久々過ぎて思いつくのも実装もちょっと時間かかった
- (1)の式で n+1 => n のミスがあって 1 WA
- 何気に点じゃなく範囲を求める2分探索のほうが需要ありそうなのに書いたこと少ないかも…?
解く
問題文読んだ感じでは
- 長い方から n 本選ぶ( つまり
2~n+1
) n+1
の木をバラしていくつの木の代わりをできるのか/節約できるのか考えれば良さそう- 余り部分は捨てても良いので
n+1
で考えて良い
( 捨ててダメでも余った分 R だけ 短い木をバラす対象とすればいいだろうし問題なさそう) - 買わずに済む木の本数が多い方が良いので、木が短い方から貪欲に選べば良さそう
木を何本節約できるか出す
- より短い木の分から
n+1
の木を伐り分けていくと考えるとn+1 - x * (x+1)/2 >= 0
が成り立つ最大のxが分かればいい? - 適当にループ回してx 探すと TLEで死ぬっぽい
- 線形探索で探すとまずそうなので二分探索してみるか
x * (x+1)/2 <= n+1 < x+1*(x+2)/2
が成り立つ x を見つければいい?(1)
出せたらn+1-x
出力しておしまい
submitted : https://atcoder.jp/contests/arc109/submissions/18467543
HFの感想
- ネタバレを含んでいる
- セイバールートと凛ルートはアニメで見た ** セイバールートはRealta Nuaでも見た
- ライト勢
重いしすっきりしないがとても面白かった。苦労した分、ひどい目にあった分、努力した分、キャラクター達には文句のつけようがない形で幸せになってほしかったのだけど、どうもそういうコンセプトではないらしいので、そこにとやかく言うのは違うと思う。
1部、2部に比べて起きることが少ない分、丁寧に書かれていたのかなぁなんて思った。
逆から言えば今回の3部で起きることは1部と2部を前提として進むので、感動が薄れてしまう部分もあったのかなぁとも思った。やはり時間が空いてしまっているので一部記憶から抜け落ちたりしてしまっている。ここは想定して見直しておけばよかったのかもしれない。
ここから先はネタバレを含む?
面白いところはたくさんあったけれどなるべく最後のところだけに焦点を絞る。
他2つのルートと違って今回のルートは不穏だ。減っていく聖杯戦争の競争相手と仲間、無力でただ見つめるしかない主人公、事態は悪化し続けていく。他のルート2つでは徐々に仲間が増えて、対策を練って、いろんな困難をみんなと乗り越えていく。絶体絶命を何とかする方法が存在していて、強力な相手に対抗できる新しい魔術的な要素が出てきたりする。
それに比べて、このルートに大逆転はない。できることが減っていく。最後の最後で行使された奇跡でさえも、大きな犠牲を支払ってもなお、かろうじて最悪を回避したくらいでハッピーエンドにはならない。
聖杯戦争は終結した。けれど、残った傷も背負った罪もどうしたらいいかわからない。それがなくならないことを受け入れて、それを幸福を手放す理由にはしないで、むしろ今享受している幸福が如何に尊く儚く貴重であるかを知って、それを他者から奪ったことがどれほど罪深いかを痛感する。そういうことなんだろうか。最後のお墓参りも、最初自分は士郎のものなのかと思っていたが、もしかすると顔も知らない犠牲者の墓かもしれない(魂を回収できたのだからそうなのかな)。
結局、罪や罰や許しについてははっきりとはしていなくて、これは私たちの住んでいる世界と同じだと思う。ある罪に当てはまる行動をしてしまったから既定の罰を受けて許される、というような機械的なものではないだろうから。
映画では主人公たちサイドからの視点しか見れていないからわからないが、聖杯戦争が終結した後の冬木はどうなってしまったのだろう。魔術協会が事態の収拾を行うらしいのは知っているが、犠牲者はそもそも初めからいなかった、なんてことにはきっとならないんじゃないかと思っている。だから、行方不明にしてもガス爆発に偽装したにしても、多くの人がいなくなってしまった人の帰りを待ち、死んだ理由や責任の所在を明らかにしようとするだろう。そんな街で、彼らは生きていくというのも、とても重い。。。