最近読んだ本とか

最近読んだ本/積んだ本について書いておく

  • ここ2020-2021/5くらいの範囲
  • 抜けがあるはず
  • 本は気分で買ったり、知人に勧められたり、Twitterで面白そう、と思ったりして買っている

読まずに積んでいる本

  1. テスト駆動開発
  2. アルゴリズム実技検定公式テキスト
  3. Engeneers in VOYAGE 事業をエンジニアリングする技術者たち

  1. 趣味であまり開発しなくなってしまった… GitLabあたりでAction回すのやりたいね
    高いアジリティは仕事ではもちろん、個人でも欲しいよね
  2. 買ったはいいけどまだ見てない…
  3. 同上

一部読んで積んでいる/読んでいる途中の本

  1. 人新世の「資本論
  2. Visible Learning 教育効果を可視化する学習科学
  3. ゼロからのOS自作入門
  4. 暗号技術入門 第3版
  5. 集合・写像・理論 数学の基本を学ぶ
  6. 初等整数論 数論幾何への誘い
  7. リーダブルコード
  8. 達人プログラマー 第二版

感想
縦に伸びて分かりにくくなったので本のタイトルも付属させる

  1. 人新世の「資本論

    • 60pくらいしか読んでない
    • 個人的に 環境に対する搾取は継続可能な形でやるべきでそれが現状できていない/個人レベルでできることが無いとは元々思っていた
    • そういう背景があるにもかかわらず少し読んだ感じではあまり素直に同意できない箇所がいくつかあって、そういう文章がこの後も延々と続くのであれば読まなくてもいいかなぁとか思ってしばらく放置していた
      • CO2 だったら人間の活動以外に火山活動なりとの比率で見てもやはり無視できないレベルで大きいのかとか、原発を推し進める文脈でCO2 を排出しない点をメリットとして強調されたとかがあったらしいけどそれって現在はどう解釈されているのか、とか知りたかったけど書いてなさそう
      • 本で言っているような異常気象などが本当に人間の活動に由来しているのだと支持できる根拠なり(人間の活動が戦後活発になった、では弱い)、それがどういう過程で形成されてどうして現在まで解消されないままなのか? が 薄かったり大局的な視点すぎてよくわからないという印象を持ってしまう…
        • 根拠や今回提示される解決策の立ち位置がわからないと、世間で言っているSDGsがどうダメなのか、本書が提示する別案がどう良いのか、評価難しいと思うんですよ
        • でもAmazonとか本付属の帯だと高評価っぽいのでみんな理解した上でなのか気にしてないのか…自分が捻くれて重箱の隅をつついているだけなのかなぁとも思っている
      • 自分の意見を明らかにしておくと「環境に悪影響があるか、最終的に自分たちにツケが返ってくるかどうかとは関係なく、継続的に発展・協調できる形で環境利用は可能な限りなされるべき」です
        • できるとは到底思えないので机上の空論です
    • 薄い本なので気が向いたら読むのも良いかもしれないと思えてきた
  2. Visible Learning 教育効果を可視化する学習科学

    • 30-60pくらい?しか読んでない?
    • 今まで読んだ本の中で最も読みづらいと思う
      • 翻訳にかなり強い癖?がある気がする...(原文がそういう文なのかもしれないけれど)
        • この分野はこう翻訳するのが良しとされる等あるのかもしれないがとても読みにくい
        • AOJやAtcoderの他人のsubmitを解読するほうが楽かもしれない
      • 書いてある概念なども抽象的だったりしてわかりにくい
        • 最初の 数p の本の概要を読んで、この本に何が記されているのかほとんど分からなかった…
    • 自分の本を読む能力が著しく低い可能性もあるが、今まで英語->日本語 の翻訳本などはいくつか読んできたつもりなので違うと思いたい…
      • およそ20章 が3つに分かれた3部構成?だったかと思うが、部間・章間の関連性がわからないので紙上で明らかにされている情報から推測して文意を探るのも難しい
        • 一応補足すると「どの章とどの章は関連がある」 との記載自体はある、が日本語が理解できないので書いてある情報間に関連性を見出すのが難しい…
      • 章末問題も書いてある日本語の意味がよくわからないので理解の助けにならない
        • 同じ意味の言葉・文を別の言葉や書き方で表すようなことが当然あって、それも相当に理解を妨げるのに効いている気がする
        • おとなしく日本語で書かれた学習心理学?の本を別に買う方が早いかも
  3. ゼロからのOS自作入門

    • 最初から数十ページ + fileDescripterのあたり読んだ
      • 手を動かさないと身につかないのでQEMUを入れて読みましょう
  4. 暗号技術入門 第3版

    • 200pくらい?
    • AES などに興味があるときに読み進めていて、そこから読んでいない
      • わかりやすく書かれているし章末の問題も理解の助けになる
    • 時間があるときに積んであるのを一冊読了するならこれが候補
  5. 集合・写像・理論 数学の基本を学ぶ

    • 順像・逆像あたりで止まっているはず
    • 演習問題あるけど解答ないじゃんって怒り狂っていたらPDFの解答が出版社から出ているようなので答え合わせができる!
    • 気が向いたら演習含めて読み進めたい
  6. 初等整数論 数論幾何への誘い

    • ほとんど読めてない。30p前後?
    • 書いてある内容が難しくて1文1文納得するまで時間がかかる
    • 今のところ 証明略 はないので自分には難しいがかなり親切な数学の本なんだろうな…という印象
  7. リーダブルコード

    • 半分くらいまで読んで新しい情報がほとんど得られないらしいと感じて放置してた気がする
    • だいぶ期間空いたので1から読んでみて理解あってれば飛ばしつつ追いつく感じか?
  8. 達人プログラマー 第二版

    • 20~30% くらい読んだ?
    • いろいろ書いてあって面白い
      • 少し大局的な視点のアドバイスなどが書いてある
        • 開発の話もあるけど、開発者として部署内/社内でどうあるべきか、とかも書いてあったりする

読了本

  1. ウォール街のランダム・ウォーカー 原著 第12版
  2. Stocks for the Long Run 株式投資 第4版

感想

  • どちらも大半は同じことが書いてある
    • 重複しない部分もあるし、書き方・視点が違うので両方読むのはあまり苦にならなかった
    • ある数字が変わると別の数字が連動して変化して、そして人はどう動くのか?というシステムの話が好きなら面白いと思う
    • 一応どちらも対象は 投資したいけど何したらいいかわからない人向け らしい
      • どちらもコロナ前の情報
      • Stocks for ~ のほうを先に読んでいる
    • 前者は過去のバブルの事例を刺激的に書いてたり、具体的なポートフォリオ例とか出してたりする
      • チューリップバブルの話とか(特に球根食べちゃう話)、面白くて好き
      • あんまり難しいこと考えたくないけど知りたい場合はこっちのがいいのかな
      • こちらのほうが新版が出る頻度が大きく、今回もこちらの方が最近の情報を含んでいる
      • 一部リスクの話はこちらにしかなかったかも
      • 心理的な要素についての記述が多いのもこっちだったかな
    • 後者は相対的にグラフや表に重きを置いていて理論的に書いている
      • ポートフォリオの具体例とかはなかったような
      • 経済学部の学生の教科書としても良いとか書いてあったような
      • 金利とは何か、とか知らなかったことが書いてあったのでこちらの方が個人的に好印象
        • 先に読んだのがこちら、ということもあるが初めて知る概念でも丁寧にわかるように書いてあったように思う
          • 例えば前者は金融緩和/引き締めで何が起きるのか?アービトラージとは何か?についての言及がないかとてもあっさりしていた気がする
        • 別章で絡んできたりして理解が深まったりしてよかった